Coron's style
2023-10-25T11:30:22+09:00
karan_coron
普段使いできるような生活骨董を中心にデザイン・興味のある雑貨やガラクタ?を記事にしています。
Excite Blog
阿倍野橋から四天王寺まで・・裏道を行く
http://coronstyle.exblog.jp/33132928/
2023-10-25T11:15:00+09:00
2023-10-25T11:30:22+09:00
2023-10-25T11:14:49+09:00
karan_coron
インフォメーション
21日は四天王寺さんまで行くのに裏道を通りましたが、表通りに昔の賑やかさが無いのも一因なのでした。・・何年か前までは天王寺から四天王寺まで国道沿いに食料品などを売る露店が並んでいたのですが、今は寂しい限りです。
JR天王寺駅構内にもガチャガチャの自販機が置かれているのを見ましたが、多分に海外からの旅行者向けなのかなぁと。
ちょっと高級?な自販機もあり・・
レトロな飲食街を通り抜ければ下り坂。振り向けばハルカスが望めます。
夕陽ヶ丘予備校は移転したらしいけれど、こちらの夕陽ヶ丘学院とは別法人なのかしら?・・ここからもハルカスがチラリ。
暫くして庚申堂に到着しましたが、「あれ?以前に朝市で来たときと印象が違うなぁ・・」という思いが・・でも、角を曲がれば記憶の通りの門が現れました。どうやら骨董市は裏門から入っていたのですね。(まだ朝1番の骨董市はやっているのかな?)
坂をのぼれば四天王寺の五重の塔が見えました。
2つの道路での信号待ちがもどかしいですが、ペチャンコ風なクリーニング屋さんの建物が気を楽にする。
・・で、唐門に到着しました。
今回も含め三回ほど始発のバスで来ましたが、寒くなるとともに早起きが出来なくなり、どうやらバスもお仕舞いかなぁ・・次回からはいつも通り地下鉄でノンビリと来ようっと。
★★★★★
老松古美術祭(52回)が11月3、4日に開催されます。段々と古美術商の数が減少している印象ですが、年2回の催しですのでお時間のある方は是非お立ち寄りください。・・(関係者では無いけれど)
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四天王寺骨董市 2023 - 10
http://coronstyle.exblog.jp/33129653/
2023-10-21T01:45:00+09:00
2023-10-22T10:23:34+09:00
2023-10-21T13:45:20+09:00
karan_coron
骨董市
このところマイブームとなっている始発のバスに乗り、久しぶりに四天王寺さんの骨董市(太師会)にやって来ました。バスターミナルから終着あべの橋までは30分弱で到着しましたが、土曜日なのでスムーズだったのかも知れません。
JR天王寺駅から裏道を通り四天王寺を目指しましたが、今回は庚申堂を経由して唐門から境内に入りました。
途中、写真を撮りながらノンビリと歩いたせいか四天王寺に到着したのは7時を少し過ぎてしまいました。
唐門から入れば・・いきなりガラクタ探しのスタートです。
六時堂は改修工事が本格的に始まったようで作業用の骨組みがくまれています。それにともない骨董屋さんの配置転換があり、一部の旧知の業者さんが何処に移動したか不明になりました。
今月は骨董屋さんの数が増えたように感じられたのですが、工事の関係でスペースが圧縮されたのでそのように思ったのかもですね。
今日は朝早くから来ましたが、人出は多いなぁ・・という印象。業者さんも商品の展開がいつもより早く感じましたが、単に私が油断して出遅れただけなのかもしれません。
いつもとは違うルートで境内を廻りましたが、あまり欲しいモノが無いなぁ・・という訳で、小鹿田焼の盃と作家モノのフリーカップを買って「いつもの店」に向かいました。
でもねぇ・・ちょっと商品が少なくない?・・なので店主に尋ねると「京都アンティーク(今月末)に出店するので、今日商品を出すとまた梱包しなくちゃならないから邪魔くさい」ですって!・・有り得ん!
そんな訳でしたが、それでもここでは、硝子のペーパーウェイトと赤絵の鉢を購入して予定終了となりました。
四天王寺からの帰り際、気付けば人出もピーク?な様子でしたが、やはり円安の影響ですかねぇ・・中国人を中心に海外からの旅行者も多数みられました。
土曜日で晴天!・・されど風強し!ちょっと肌寒かったかな?で10時の電車で帰りましたとさ。でも、ハルカスに寄ってハロウィンのお菓子を買おうと思っていたのに忘れてしまいました。😅
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相良人形
http://coronstyle.exblog.jp/33123737/
2023-10-14T11:58:00+09:00
2023-10-14T12:39:23+09:00
2023-10-14T12:02:14+09:00
karan_coron
Dolls
ようやく暑い季節から過ごしやすくなったというのに・・歳ですかねぇ・・寒暖の差というヤツに対処出来ないのでありました。何と言うか、急に「寒がり」になったみたいで感冒症状の一歩手前みたいな体調が続いております。・・なんて愚痴ばかり。
・・で、今回は人形シリーズ?最終回の相良人形のご紹介なのですが、画像はあるものの文章がサッパリ浮かんでこないので後回しになりました。
相良人形は東北三大土人形の一つとされているらしく、米沢藩主の上杉鷹山公の命を受け、陶技を学んだ相良清左ヱ門が創始。伏見人形や堤人形、京人形の仕様を取り入れて独自に発展しましたが、昭和18年に一旦廃絶。その後、昭和40年代に相良たかし氏が再興し七代目を継承しました。今回の土人形は、その七代目の製作になります。
表面の丁寧さと比べれば裏面は随分とアッサリしています。これは今回の五体ともに共通でした。画像は唯一題名が判っている「軍配持ち唐子」の裏面です。
底面に七代目さがらたかしの署名あり。現在は隆馬氏が八代目を継いでいるそうです。
土人形には詳しくないのですが、軽い土に胡粉で下地を作り彩色を付すという伝統的な製法で作られていますので、他産地の土人形と区別が付かない感じがします。・・伏見人形とかの技術から学んでいるので似通っていて当然なのかな?・・でも、先の芝原人形とは土の重さが違うので判別が出来ますがね。
こちらも裏面はアッサリ。今回の相良人形も古着屋さんでの購入ですが、多少のダメージ(剥落とか・・)は有りますが中古品としては我慢できるモノでした。(プライスと勘案して)
それにしても伝統的な土人形って、過去に持っていたモノを思い返しても、本当に脆い・・というか、普通に扱っても釉薬の剥落は仕方ない感じですね。今回の相楽人形も、いつまで状態をキープ出きます事か?
相楽人形・・・未計測。
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日の丸マーケットで買った「甕」
http://coronstyle.exblog.jp/33109455/
2023-10-02T15:15:00+09:00
2023-10-04T03:07:36+09:00
2023-10-02T15:23:31+09:00
karan_coron
民藝
先日の大阪護国神社日の丸マーケットで購入した「甕」になります。先のブログでは「丹波の甕」としたのですが、ちょっと確実性が無い感じですので、今回のタイトルは『日の丸マーケットで買った「甕」』となりました。
護国神社に到着した頃には、既に1軒目の「初だし屋」さんが商品の入った箱をトラックから半分ほど降ろしていて、その筋の方々が物色に励んでおられましたが、私とはどうも買いの目先が違う感じで欲しいモノが目に止まりませんでした。
そこで境内を本殿に向かって進みましたら、先月は出店していなかったと思われる須磨の業者さんの店で見つけたのが今回の甕なのです。埃まみれだったものの、柄杓で釉薬を掛けた様子が伺え、時代は無いけれど(昭和40年頃か?)真面目に作られた印象から持ち帰る事にしたのでした。
帰宅後に軽く汚れを落としましたら、意外にも肌はツルツルで引っ掛かりなし。ただ実用の器だからか首にあたる部分だけには釉薬が掛かっていませんでした。ちょっと窯変して火間のように見えるのは御愛嬌。
器の地肌が茶色なのに装飾に掛けられた釉薬も茶色?・・どうも地味過ぎて不可思議ですが、本来はもう少し緑がかった釉薬の上がりを狙った感じがします。
甕だからか、口縁にも内部にも釉薬が掛かっています。内側のほうが窯変が激しい感じ。
底面は白っぽく見えますが、こちらはまだ洗えていないのでした。首部の無釉な様子がよく分かります。
画像にすると何だか大きく感じられますが、高さは20cm弱しかありません。ちょうどペットボトルと同じぐらいの高さでした。
今回は邪魔臭かったので通路みたいな所で撮影しましたが、あまり違和感ない感じがしますね。
★★★
丹波だと思う甕・・・口径165×高205×底径97mm.
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大阪護国神社日の丸マーケット (第73回)
http://coronstyle.exblog.jp/33107462/
2023-09-30T08:48:00+09:00
2023-09-30T11:05:59+09:00
2023-09-30T09:11:12+09:00
karan_coron
骨董市
今朝は散歩途中に中秋の名月の名残が見れたのですが・・こんな時に限ってスマホを家に置いてきてしまったという大失態!・・シチュエーションが凄く良かっただけに残念でした。
さて、昨日は先月に続いて住之江公園にある大阪護国神社日の丸マーケットに行ってきました。始発のバスに乗って出掛けましたが目的地までは40分と少し。・・何だか先月のほうが速かったような気がするなぁ・・って、そんなわけないでしょうね。(気分の問題かな?)
歩道橋の上から骨董市の様子を伺えば・・まだ7時前だというのに人だかりがしている感じ。(多少過ごしやすくなったので活動が早いのか?)
・・そんな感じで大阪護国神社の境内に到着すれば、なるほど「初だし屋さん」が商品展開の最中なのでした。・・なのでプロ的な人たちが集合していたのですが、私的には目につく商品は有りませんでした。
今回は少しですが業者さんの展開が早いのかなぁ。・・本殿前には先月は見掛けなかったであろう(恐らく)店があり、手前に百均の商品がわんさか。少し気になるモノも有りましたが、ここでは丹波の甕(古くはない)を購入しました。店主と話すと須磨から来ているとの事でした。
前回は初めての事とて、あまり境内を散策なんてする余裕がなかったのですが、今回はさほど広くない境内を観察することにしました。
特攻勇士の像・・飛行士像の背景には戦闘機の翼を配しているようでした。翼の「日の丸」が飛行士の頭部にかかっていて、それはキリスト教の聖職者とイメージが被る印象を持ちました。
(画像には写っていませんが)・・台座には『あゝ特攻』・・「私たちは決してあなたたちをわすれない」とありました。
絵馬には日露戦争時の旗艦「戦艦三笠」が画かれていました。ちらっと見える「九七式中型戦車」の絵馬はコチラのモノではなく石川護国神社のモノ。・・なんでココにある?・・・何て感じで過ごしているうちに丁度良い時間となりました。
ざっと数えて出店数は28なので先月よりも少ないのですが、感覚としては逆な印象を持ちました。業者さんの展開が早くて商品を多く見られたからかな?
背景の社が浪速宮・・仁徳天皇と東郷平八郎元帥を御祭神とする。・・なので絵馬が「三笠」なのですね。
★★★
今回も骨董的なモノには出会えなかったし、何故かまた「切手関連」のモノを買ったりして意味不明な私。でも、結果「低予算」で済んでしまう日の丸マーケット・・不思議です。
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彼岸花
http://coronstyle.exblog.jp/33106044/
2023-09-28T14:14:00+09:00
2023-09-28T16:48:23+09:00
2023-09-28T14:15:46+09:00
karan_coron
日記みたいな・・・
先日の午前、ちょっと出掛けましょうかとチャリンコで走行中・・近くの団地に差し掛かった辺りで日差しのなかに鮮やかに咲く彼岸花を見つけました。・・なるほどお彼岸あたりで咲くのだなぁ・・くらいに思い巡りましたが、一旦は素通り。
でもねぇ・・あまりにも鮮やかな印象なので写真でも撮っとく?と考えがまとまりUターンしました。
彼岸花を目の前にして・・最近、花なんて撮ってないなぁ・・どうやって撮影するんやろ・・何て思いましたが、とり
あえず数を撮ることにしました。(デジタルはこんな時には便利ですね)
それにしても・・心地よいそよ風が吹いただけで彼岸花ってブレまくり・・最近は「少々いらち気味」になったからかしら・・ユラユラと揺れる花が止まるのを待つのは難しかった。
そんなわけで・・さほど良い写真は撮れませんでしたが、せっかくの「季節もの」なのでアップしちゃいました。
彼岸花・・別名 曼珠沙華。本来は極楽に近い良い由来であったのに・・その根の毒性を利用してして害獣避けに使われたため、いつしか暗いイメージの別名をつけられてしまう。・・ちょっと不憫な花でした。
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芝原人形の犬
http://coronstyle.exblog.jp/33102766/
2023-09-24T09:28:00+09:00
2023-09-24T09:53:09+09:00
2023-09-24T09:30:17+09:00
karan_coron
Dolls
今回も何気に古着屋さんで売られていた芝原人形のご紹介です。
芝原人形は、田中錦造(金蔵)氏が千葉県長南町芝原において、東京浅草の今戸人形を元に明治初期、農閑期に製作した土人形で、毎年、四、五月に茂原の農具市(雛市)などで販売されたそうです。以後、田中氏三代に渡って製造された芝原人形ですが断絶。
今回のモノは、この途絶えた芝原人形を復元し四代目を継承した千葉惣次氏によるものです。
正式な名称が不明ですので単に「犬」としているのですが、当然ながら古作とは装飾などの点に表現の違いが表れているようです。それと、他産地の土人形と比べると原料の土に依るものでしょうか、かなり重い作りに感じました。
追記・・・ネットで検索してみましたら、毎年、無印良品では「福缶」として干支に因んだ芝原人形が販売されているようです。郷土玩具が継承しにくくなる現代においては良い試みですね。
★★★★
芝原人形「犬」左・・・未計測
芝原人形「犬」右・・・未計測
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大阪護国神社日の丸マーケット・・おこぼれで購入できたモノ
http://coronstyle.exblog.jp/33099897/
2023-09-20T17:27:00+09:00
2023-09-20T23:36:15+09:00
2023-09-20T17:30:42+09:00
karan_coron
骨董orガラクタ
先月末は、住之江公園にある大阪護国神社日の丸マーケットに初めて行きましたが、朝イチ番に行ってみれば、初だし業者さんの商品をプロが仕入のために買い漁るみたいな感じのものでした。
業者さんがトラックから商品の入った箱を下ろすやいなや・・その筋の人々が「わっ!」と集まり「売れ筋」を見極めての争奪戦!・・素人には入り込めませんでした。
そうしたうちに2人目の初だし業者さん登場!・・私も今回は良い感じと思いましたが、モノの無くなりかたの速さがハンパなくてついていけませんでした。
どうもプロ目線とは違うのだなぁ?・・何て思っていたら、目の前の箱に売れ残りのガラスがあり、裏返せば「佐々木クリスタル」の刻印がありました。ちょっと今時のモノではなく思えたので一応確保して一安心!(ノルマ達成みたいな・・)
そして、ソレのすぐ側に有ったのが最初に紹介するマーブルの洋皿です。直感では面白いと思ったものの、裏面にはメーカーの手掛かりとなるものはなく無銘でした。
洋皿で無銘のモノは手を出しにくいのはプロも共通らしくて残ったのかも?なんて思案を繰り返した末に持ち帰ることにしましたが、同じ模様が出来ない作り方みたいなので、そんなに悪くないのかなぁという印象です。
こちら・・最初にキープした佐々木クリスタル製のガラスの小皿です。パッと見、小さな灰皿ぽくもありますが、恐らくはナッツとかをサービスする小皿ではないか知らん?なんて。
これが、グリーン、パープル各三枚づつ売れ残り。
どちらかと言えば、パープルのほうが良い印象。
裏面に小さく佐々木クリスタルの刻印が有ったのが購入動機になりました。
透明なガラスに不透明なガラスを被せるやり方は、いわゆる昭和レトロなガラス製品によく見られる作行きでしょうか。
ちょっと普段使いには難しそうですが、モノとしてはそんなに悪くないとは思っています。(灰皿でなければね。)
ちなみに、これら全部で8百円でした。・・なるほど、プロが仕入れて商売できるプライスでした。でも、業者さんに「初めて来たんですけど・・よく売れてますねぇ!」なんて胡麻を摩ったのでオマケしてくれたのかもですね。
★★★★
佐々木クリスタルの四角い小皿・・径(110角)×高台(70角)×高30mm.
マーブルのスープ皿・・・径208mm.
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産地不明の土鈴たち
http://coronstyle.exblog.jp/33098135/
2023-09-18T10:12:00+09:00
2023-09-18T18:20:20+09:00
2023-09-18T10:14:14+09:00
karan_coron
Dolls
先週は土の人形に縁があり纏めて購入しちゃったのでありますが、そうした中に産地不明の土鈴がありました。雰囲気からすると海外のもの・・「ひょっとしてフランスだったりして」・・なんて想像を働かせているのですが・・はて?
最初は人物に表情が無いし、彩色も素朴な印象なので見送りかなぁ・・と考えていたのですが、この、恐らく聖職者と思われる土鈴の「痛み具合(経年劣化)」が悪くない印象で持ち帰ることになりました。
よく見れば黒地の上にも(分かりにくいですが)彩色が付されています。この土鈴に関しては、シンプルに黒地に赤が効いていますね。
ちょっとピントが甘いですが中身はこんな感じ。・・・それと、土鈴にしては「音色」の響きが良く、その大きさからテーブルベルみたいなイメージで作られたのかなぁ?と、なので、結果的に残りの二点も合わせて三点も買ってしまいました。
残りの二点は、貴婦人?と軍人さん。いずれも表情がありませぬ。
その軍人さんの帽子と手の表現から「フランス製」とちゃうの?となったのですが、何で緑の軍服?・・なんて疑問も少々残ります。
聖職者の黒はかろうじて艶を感じられるのですが、他の二体は艶消しで、ちょっと褪色したのかなぁな素朴な彩色が目立ちますね。
以上、ぐだぐだな文章でしたが・・人形さんシリーズ第一段終了となりました。
素朴な土鈴・・・未計測
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よく分からない染め付けの器
http://coronstyle.exblog.jp/33096799/
2023-09-16T15:18:00+09:00
2023-09-16T18:25:11+09:00
2023-09-16T15:20:02+09:00
karan_coron
古陶磁
先月末に、何も要領が判らないまま出掛けた大阪護国神社でした。まだ業者さんの展開が不十分ななか、最初に目についたのがこの染め付けの器でしたが、幕末の線描きぽいけれど・・どうも伊万里ではない感じがしました。
業者さんに確認すれば・・最初は「大正くらいやな!」なんて感じの返答でしたが、よくよく鉢を見て考え「日本の焼き物ではないなぁ・・清末とちゃうやろか?」・・・「伊万里では見込みを剥いで焼かないものね」・・と、一応の結論が出た感じ。
呉須の色からは人工的なコバルトではないか知らん?な印象がします。そんなわけで、(小さな直しもあることだし)当初は見送ったのですが、薄手の成形と「白い生地」が何となく気になって持ち帰ることになりました。
見込みの感じ・・蛇の目に剥ぎ取るとかは明治期ですと日本の地方窯にありそうですが、まるっと剥ぐのは見掛けた記憶がありません。(単に勉強不足という可能性はありますが・・)
また、器の口縁も釉薬がのっていない(かすかになので最初は気付かず)ことから、伏せ焼きによる焼成がイメージされます。
ちょっと高台の感覚も日本とは違うのかなぁ?・・でも平戸みたいな白い生地なのと、図柄的には日本のモノぽい感じがする点がどうにも悩ましいのだ。
ともあれ、結果的に直しのある傷ものだけど、一つよりは二つあったほうが◎みたいに思えて・・また使わないだろうなぁの器が増えました。
★★★★
線描きっぽい染め付けの鉢A・・・口径127×高59×高台径56mm.
線描きっぽい染め付けの鉢B・・・口径125×高59×高台径57mm.
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四天会蚤の市 2023 - 9
http://coronstyle.exblog.jp/33093740/
2023-09-12T11:55:00+09:00
2023-09-24T17:49:33+09:00
2023-09-12T11:59:30+09:00
karan_coron
骨董市
四天王寺さんは、毎月21、22日には骨董市が開かれるのですが、今月は御彼岸の月に当たりますので出店する業者さんが少ない様子。・・ならばと、毎月の第二日曜日に開催されている四天会蚤の市に初めてやってきました。
何となく天気予報が微妙でしたが、どうも雨は夕方から降りだす見込みとなり、このところマイブームのバスで阿倍野へ向かいました。0611の始発に乗車しましたが、今回もそこそこの乗客がありました。
JR天王寺駅を0640に経由して裏道をノンビリと写真を撮りつつ四天王寺に向かうと、0700頃には石の鳥居に到着する事ができました。
初めての四天会蚤の市なのでドンなんかなぁ・・と思ったものの、21日の骨董市と比べれば、出店が極楽門付近に集中しているので余り境内を歩かなくて良いのは◎みたいですね。
それにしても、まだ午前中だというのに段々と暑くなり、気付けばTシャツにも汗じみが・・
ざっと業者さんを一通り覗きましたが、渋い和骨董を扱っているのは一軒かなぁ。それでも店数が少ない分ゆったりと物色できる蚤の市でした。
その渋い骨董を扱う店で小さなモノを何点か購入しましたが、何故か若い女性?が店主の様子。ちょっと意外な組み合わせかなぁの印象でした。
途中、ちょっと予算が無くなってしまい近くのATMへ行きましたが、休日でも0800から開いているなんて・・・財布が軽くなるわけだ!
・・その帰り道、普段通りの四天王寺境内を散策しましたが、骨董市の日にしか来ないからか、静かな境内は新鮮に感じることができました。
蚤の市の会場に戻ると、旧知のN先生から声をかけられたので日陰で話し込む事となりましたが、なかなかにこの日の先生は饒舌でして、李朝のから先ほど購入した女性店主の事まで多岐にわたりました。
焼きそばを食べて帰るというN先生と別れて再びガラクタの物色を始めましたが、少し興味を引くモノは有ったもののスルーし、最後に小さな恵比寿大黒を購入して初めての四天会蚤の市は終了しました。
帰路の地下鉄の駅で時間を確認すれば1030頃でした。我ながら結構な時間蚤の市に滞在したものだなぁ。
★四天会蚤の市・・21日の骨董市をコンパクトにした印象でした。(その割に使っちゃいましたが・・)・・それと、焼きそばの屋台が一軒だけでしたが、いつも通りなのかな?
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大阪護国神社日の丸マーケット (第72回)
http://coronstyle.exblog.jp/33084194/
2023-08-31T04:18:00+09:00
2023-09-29T20:29:22+09:00
2023-08-31T04:53:17+09:00
karan_coron
骨董市
住之江公園にある護国神社で骨董市が開催されているのは何となく知ってはいましたが、ちょっと自宅からは不便な場所にあるイメージ。それに、いつ開催?何てのも先の理由から不勉強なのでありました。
でもねぇ・・・今月はようやく体調が復調しつつあるなか、ヒョンな事から四天王寺さんにも半年ぶりに出掛けた事だし・・・(ブログ更新の気力はありませんでした。)・・・で、ちょっと下調べ。
交通の便てきには住之江公園まではバスなら行けるみたい。心配は天候と暑さ、それに出店数くらいかな?・・・なんてところまで思いが膨らんだので最寄りのバスターミナルから始発(0608)に乗ってレッツゴー!
それにしても、始発なのに各停留所からバスに乗る人が多い印象で、朝早くから動きだす人達が意外に多いことを実感することになりました。
ぼちぼち住之江公園かなぁ?なんてタイミングで車窓から風景を確認すれば・・・終点のひとつ手前の停留所から日の丸マーケットの幟が確認できました。バスを降りて歩道橋で道路を渡れば会場に到着です。
第一印象は何だかこじんまりしているなぁていうモノでしたが、幸いにも四天王寺にも出店している旧知の業者さんを見つけたのでリサーチすれば・・・「ここは初だしの商品をプロが仕入れて他所で売る感じかなぁ・・なので、転売しても儲けが出るような価格設定してはる」らしいです。= これはあくまでも「初出し屋」さんの場合でして、それ以外は他の骨董市と変わらない感じでした。
そうしているうちに・・その「初出し屋」さんがトラックから荷物を下ろす度に・・何処にいた?かと思うほどに人々が「わっと」集まり商品を物色するのでした。(まるでピラニアみたいな感じがして・・思わずお~怖!)
皆さんのお目当ては「昭和レトロ」なのかなぁ?・・何て思いも、最初の初出しには参加出来ずに終わりました。
そして2軒目の初出し屋さん登場で・・またまた「ざわざわ」・・皆さん何を物色しているのか良く分からない。でも、今回は(残り物ですが)昭和レトロっぽいガラスの小皿とマーブルの洋皿(無銘)をゲットすることが出来ました。・・確かに「初出し屋」さんの価格はお安かったです。
こうして、とりあえず骨董市に参加した気分を味わったので・・さあ帰りましょうかと思いましたが、ちょうど通勤ラッシュに重なる感じでした。仕方なく大阪護国神社の境内をブラブラします。・・今日の出店は30軒と言ったところでしょうか?
例の初出し屋さん以外は、これから品だし何て所もあり、何だかのんびりしているなぁ・・何て思いつつ、0902発のバスで元来た経路で帰りましたとさ。
★★★★★
まとめ・・・(プロ的には)初出し屋さんが展開する朝イチ(7時頃)が勝負みたいです。私みたいな一般人は・・そのオコボレを頂く感じですか。全体的に骨董!みたいな商品を扱う店は少ないみたいです。
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コロンとした一輪挿し
http://coronstyle.exblog.jp/32915816/
2023-03-08T06:28:00+09:00
2023-03-08T21:40:35+09:00
2023-03-08T13:50:12+09:00
karan_coron
Glassware
ネットで見付け一応「お気に入り」登録したものの、私的には優先順位が低かったみたい。・・なので、ほぼほぼ放置状態だったのでした。(注目度も三人くらいだったしね)
商品説明には北欧の女性作家のモノとありましたが、どちらかと言えば技法的にはちょっと古いイメージなのかなぁ。それにまた虹彩な雰囲気だし・・それってどうよな気分でしたが・・いつのまにやらプライス的には良さげな感じとなり・・ついに「ポチって」しまった一輪挿しになります。
・・要するにお値段しだいだったのですね。
コロンと丸い花瓶の形・・あまりヒネリがない。
上から見てもまん丸・・小さいけれど意外と置き場所を選ぶかも知れないなぁ。
横から見たら分かり難かったけれど、転がせば下部は明るめパープルでした。昔ならどうやって作ったのかなぁ・・なんて興味があったのだけれど、最近はそれほどでもない。
底面には作者のサインと1992の製作年が刻まれていますが、作者名は読めそうで読めない!・・(大体のガラス作品はそんな感じがする)
最近のネットではガラスを中心に買っているのですが、マイブームは透明(クリア)な硝子にエングレービングを付したようなモノでして、総じて評価は高くないのです。・・プロダクトなお土産モノに多いタイプなので・・。
しかし、たまにはスタジオグラス的なガラス作品も有りかな?と、今回のコロンとした一輪挿しを見て思いました。
虹彩一輪挿し・・高140×胴径130×口径15mm.
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笹山忠保作信楽酒杯組
http://coronstyle.exblog.jp/32911910/
2023-03-06T06:32:00+09:00
2023-03-05T17:39:44+09:00
2023-03-04T05:15:03+09:00
karan_coron
酒器
この酒呑セットをネットで見た時には面白いとは思ったものの、出品者も作者が判らずにいるようで、ある意味正体不明の状態でした。(そんな訳で売れる気配がなかったのでした。)
まぁ、どう見ても信楽だし、箱書きにある「忠」を頼りに「信楽+忠」でググるもそれらしい作風のものはヒットせず、途方にくれて一月程も放置していましたが、ちょっと閃いて「信楽 +前衛」で再挑戦・・ようやく作者に辿り着く事ができました。
笹山忠保(1939 - )は、1967年に走泥社に同人として参加。以後は八木一夫、鈴木治、山田光、熊倉順吉等の薫陶を受け「オブジェ焼」の製作を発表する。
アメリカでポップアートやミニマリズムを直接体感し、特にドナルド・ジャッドなどのミニマリストに興味を持つ。また、イサム・ノグチとの出会いで「日本人のアイデンティティの感情的な側面について」教えられたそうです。
以下、酒杯のセットとは言うものの、五つの酒呑は信楽焼という共通点はありますが、出来としてはそれぞれサイズ感も違ってそれなりに個性があるのでした。
ちなみに、ネットで見た作者の「単品の酒呑」は、今回の信楽ぽいのとは違いオブジェ的でもっと個性のあるモノでした。
あまり捻っていない信楽筒杯という雰囲気ですが、普通に使いやすそうです。・・口径57-60×高51×底径66mm.
台形のモノは見込みが広い・・口径62-3×高51×底径66mm.
飲み口がいちばん薄い・・口径57-58×高54×底径56mm.
ビードロ(自然釉)が一番多い・・口径60×高55×底径64mm.
酒呑に良いサイズ感・・口径56-58×高52×底径59mm.
全体的に何やら普通の信楽焼の酒呑じゃん!みたいな印象ですね。でも、見えない底面だけに記号のようなモノが附されているのでした。
このデザイン化された「忠」が作品のサインの代わりのようでした。
なぜオブジェ志向の作家が酒呑を作るのか?
当時の走泥社の先輩たちは、オブジェの他にも陶芸家として壺や皿はもちろん、茶の湯の茶碗なども作っていたそうで、特に八木一夫は「うちらは茶碗屋だっせ!」と揶揄的に使われるのが常であったみたいです。
若き笹山が「茶の湯の茶碗は権威主義的な古典の産物である」と反論したそうですが、「茶碗もクラフトやで!」と、八木に軽くいなされ反論も出来なかったそう。
・・・で、フォルムに穴を空ければ「器物」、フォルムの口を閉じれば「非器物」といった考えに至ったのだとか。(答えになっているのかな?)
★★★★
実は、笹山忠保なる人物を全く知らないでいたのですが、その作品には遭遇していた事がわかりました。2016年11月に観た「朝鮮時代の水滴」展での東洋陶磁美術館エントランスにあった作品がそれでした。
(こちらの画像は笹山忠保さんのHPからの借り物です。)
★★★★
あとがき・・笹山忠保さんは2014年に滋賀県立近代美術館で「現代陶芸・笹山忠保展」でワークショップをされて以来、目立った活動はされていない印象。また、今回の酒呑たちは、信楽の穴窯での製作と思われる事から1990-2005の製品と推測しています。
正体が判ると手元に置きたくなるものですね。酒呑はいっぱい有るのに困ったものですが、信楽は無かったからと開き直る。なんでセットにしたのだろうか?・・箱からすると本来は六個組?・・酒杯組との箱書きですが小向付(珍味入れ)に良いのかも。
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伊万里染付梅に鳥文皿
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2023-03-04T04:10:00+09:00
2023-03-04T04:16:27+09:00
2023-03-04T04:14:28+09:00
karan_coron
古陶磁
このところ・・どうも写真撮影が不調でありまして、なかなかブログの更新が出来ないのであります。
そこで仕方なく「ボツねた」・・タイミングを外して忘れ去られたモノをアップすることにしました。
「平成」最後の老松古美術祭で購入したものの、季節に合わせようと考えているうちに「お蔵入り」となってしまった?・・伊万里染付「梅に鳥文」皿です。
「梅に鶯」が定番でしょうけれど、これが鶯という確信は無し・・なので、単に「鳥文」としました。
店主いわく「底に高台が無い造りは公家さん向けに作ったモノ」らしいのですが、真偽は不明と言ったところかなぁ。
でも、当時の私的には面白いと思って持ち帰ったのですね。
高台が無い分、底面はツルツルな感じですから畳に直置きは可能ですが・・そのような使い方をされたのかは推測にすぎませぬ。
伊万里染付梅に鳥文皿・・未計測
★★★
あとがき・・モノは仕舞い込んでしまって出せず、今回は保存していた画像(2019.5)からのアップです。ずいぶんと日の目を見なかったものですね。(*_*)
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