今回は老松古美術祭で入手した伊万里の手塩皿の登場です。・・・とはいえ、先日の古美術祭ではなくて昨年秋に購入したものです。
その日は、何故か老松通りの中ほどに出店している京都の清水さんから「お宝探し」をスタートしたのですが、ここでは姿の良い丹波の片口(黒釉)を発見!・・・少し考えましたが、いきなり1.5万の出費は痛いなぁ・・・と断念、代わりに見つけたのがこの手塩皿なのでした。
当初、五枚揃っているなぁと思いましたが、1枚にニュウがありました。・・・なので2枚のみ購入しました。
さすがに手塩皿と言えど五枚ですと・・・丹波の片口買っとく?という事になってしまいますからね。
店主の清水さんによると「佐渡のほうに行ったんだけど、帰りの新潟で見つけた・・・」らしいのですが、天明期特有のこの手のモノは、白磁の「白」が現代の食器と合わせやすいので使いやすいのでした。
なます皿や小鉢類などは過去にも何点か入手していましたが、皿は今回が初めてになりました。・・・手塩皿だけどね。(^_^)
何が良かったのかなぁ・・・と考えれば、陽刻が「草文」なので図柄を気にする必要がないのと比較的上手な感じかなぁ。
ただ、中央の舟人物が二人だと思っていたのに・・・じっくり観察すると1人でした。(._.)
・・・勿論、購入動機的に問題なし。
普段使いのお気楽な伊万里は揃ってきたけれど・・・ちょっとバラバラな印象がするので、テーブルコーディネート的なテーマを持つとか、自慢できる酒器を一つ持ちたいなぁ。・・・何てのを年後半の目標にしましょう・・・なんて、出来ないことは判ってる?
伊万里陽刻染付舟人物文手塩皿・・・未計測