夏ごろの四天王寺さんで見つけた・・・棒・・・であります。
私が「五百均」と勝手に称している業者さんで閉店間際に購入したのですが、その時には何に使われていたものかも分からずに持ち帰ったのでした。
購入動機・・・それは、その棒の片面に「恵比寿大黒」と思しき図柄が焼印で記されていたのが・・・どうも気になってしまったのが主な原因なのですが、その日に限って、欲しい物が見当たらない・・・なんてのも遠因にはありました。
もうひとつの面を見る。
「甲野」、「西口金松」と墨書きがありますから、この2人の所有だったのでしょう。
そして「名古屋」の刻印から、名古屋で使用されていたのが有力ですが、製作地が名古屋だったりして・・・。
先ほどの画像に「正」と刻印がありますから、商取引に使われたものに間違いないようですね。
・・・なんて思っていたら、何時もの業者さんの常連さんと思しき人が・・・「これって、一升枡でお米を計るときに・・・さって、擦る棒だよね。」と一言。
・・・なので、あっという間に正体が判ってしまいました。(笑)
・・・で、現在、この棒は部屋の隅っこに転がっています。
・・・何の役割も与えられずに。
一升枡用の擦りきり棒?・・・長さ396×径58mm