少々「鬱」気味である。・・・なので、更新するブツが見当たらぬ。
伊万里のアップしていないモノも有ったはずだが・・・画像が見つからない。
・・・なので、今回は4月の四天王寺さんで購入した正体不明な素焼きの壷とあいなりました。
店主いわく・・・「新羅土器かと思ったけど、新羅ならこのサイズでも「叩き」があるはず、これには見当たらないから・・・高麗あたりの素焼きの壷と思う。」・・・なんてね。
たぶん、焚き火に放り込むみたいな原始的な焼き方で焼かれた「土器」だと思う。・・・というのが店主の結論でした。
・・・よう判らん!
・・・と、言いながらも購入してしまう私。・・・やっぱり「鬱」?
変化の少ない裏面・・・地味。
こんな土器って、完品状態で発掘されるのかしら・・・?
・・・あり得ん(のではないか?・・・と、自問する。
やはり、素朴な焼き物だし、韓国での現代作という結論が濃厚であるなぁ・・・。
「朝鮮モノに本物なし!」・・・普段から戒めとしているのに・・・現物を触ると忘れてしまう。
まぁ、水が漏れないだけマシか?・・・現代作と割り切れば気軽な花生けだ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・なんて思っていたら、老松古美術祭でよく似た「高麗の壷」を発見!
断然、こちらのほうが須恵器っぽくて堅い焼き上がり!・・・手にとって見れば欲しくなるも・・・こちらも「完品」である。・・・値段もこちらのほうが安い!
・・・でも、「朝鮮モノに・・・」という戒めを思い出し見送りました。
何故、正体不明な判らぬモノに興味を持ってしまうのだろう?
・・・冷静に考えれば、プロである店主も判らぬモノが本物である可能性は少ないはず。
・・・やっぱり「欲」なのでしょうね。
素焼きの壷・・・口径84-5×高145×底径100-2mm