骨董屋さんのショーケースの下から見つけ出した「松竹梅」の皿であります。
でも、最初に見つけたときは「松図皿」みたいな感じに思っていたのだけれど、漂白後によくよく確認してみれば・・・松の下のほうにチョロっと「笹」見たいなものがあり、松の幹に隠れるように梅らしきものがありました。(泣)
・・・なので、一応、「松竹梅文」としましたが、本当は「松図」がいいなぁ・・・。
皿の縁には「イゲ皿」のようなギザギザがありますが、同種のものが図版にあり、19世紀の伊万里と判りました。
ただ、これが所謂「イゲ皿」の最初なのかは不明ですが・・・。
裏面・・・後期伊万里に特徴的な眼鏡底ですが、省略された唐草は丁寧に描かれています。・・・この点は◎。
この皿、縁に飾りがあるぶん全体に器体が厚くなっているので、なんていうか使っていて「欠ける」心配があまり無い印象。実際、普段使いの器として使用しています。
先月は少し「お買い物」が過ぎたので、今月は大人しくしていましょう・・・何か行き急いでいる(生き急いでいる?)気もするしね。
伊万里染付松竹梅文皿・・・径158mm