昨年12月に老松町の骨董屋さんで見つけた伊万里の皿であります。これは、いつも見る棚ではなくて、平場に積み上げられているガラクタ?の中から発見したのですが、第一印象は「!」ときたものの、その日は蕎麦猪口が目当てだったので一旦は手に取ったものの見送ったのでありました。
しかし、常連さんの一人が「縁模様の唐草がダミで埋まってるし、まあまあ時代あるんちゃう」と一言。次いで入店のお客さんも「○○の伊万里やな」と、興味はないけど天明くらいの伊万里ですよ・・・みたいな感じで仰るのでした。・・・つまり、そういうお言葉に後押しされて購入したものでありました。
裏面、判断不明な銘が描かれています。実は、これが気に入らなくて、一旦、手放したのでありますよ。何せ、表の図柄に比べて裏面の雑な表現といったら・・・とはいえ、普段、皿類には手が出せない事を考えれば手ごろな値段だし・・・というわけで、いまは満足しているのでありました。
老松といえば、今週末の土日は「老松骨董祭」でありますが、どうも天気予報的には厳しいようでありますね。骨董街も店舗にかなりの変更があったようでなので、気楽に覗ける「骨董祭り」は有難いのだが、今回も縁がないようでありました。もっとも、「円」もありませぬが・・・
伊万里草花紋染付稜花皿・・・163×141mm