
こちらも先月の四天王寺さんで購入した伊万里の深皿なのですが、多分、「別冊太陽」の染付け特集に載っていたと記憶している図案のモノになります。
そのせいでしょうか・・ちょっと価格にプレミアが付いている印象がしました。(天明期の深皿なのに)・・なので、ヤメておこうと思ったのですが、結局、何だかんだで持ち帰ることになりました。
業者さんが「犬、いぬ」と連呼していましたが、脚2本しかないし妖怪ちゃうん!なんて。因みに異人さんはオランダ人らしいです。
陽刻は少し分かりにくいのですが、笹または竹でしょうか?
基本、この手の天明期の皿は無銘が多いのですが、この皿の裏面には何やら分からない書き銘あり。
まぁ、たまには人気柄?のモノを買うのも善いのかもですね。・・でも、結構な数は残っているみたいなのですけれど。
★★★★
伊万里陽刻染付犬異人文輪花深皿・・・径157×高(未)×高台径82mm.
★★★★
蛇足・・・「異人文」で検索しましたら、この皿の落札額が提示されたのですが、五枚組で20,500でした。(恐らくヤフオク!)・・1枚あたり4,000ですか・・少し割高で買っちゃいましたね。

2月に入っての寒波到来!・・これまでが冬らしくない気温だったので帳尻合わせみたいですが、未だ風邪気(微熱)が抜けないのでシンドイ事になりそうです。・・ちょっと外出は控えたほうが良いのかなぁ。

こちら、1月の四天王寺さんで購入した古伊万里の深皿・・・ちょっとスッキリしているのと、あまりにも破たんの無い絵付けを見て・・・初見ではプリントかな?なんて思ったのですが、店主いわく「盛期の古伊万里はこんな感じ・・」らしい。
時代的には元禄頃。松林図なんてのも長皿には有るみたいですが、こんな深皿にも有るのですね。
底面の「角福」銘も清書したような感じですし、七宝文も丁寧に描かれています。
器の成形が何となく「ぼやっと」しているのは緩く捻りが入っているから。また、深皿なので松林の表現が生かされている感じがする。
先月の骨董市で購入した古伊万里の中では値段も出来も良いみたい。
おかげで今月の予算は厳しいのだけれど・・
★★★★
古伊万里染付松林文深皿・・・径153×高(未)×高台径90mm.
★★★★
あとがき・・・久しぶりにスッキリとした古伊万里を購入したのですが、体調のほうがちっともスッキリしないのでありました。風邪気のほうは薬が効く感じなので良いのですが、病院で測った血圧ときたら・・182/80・・これは死亡フラグが立ちそうだ!
今月の四天王寺さんで購入した京焼の平盃です。このところ覗いている堺のお姉さんの店の均一コーナーから選んで求めましたが、絵付も細かくて良いんじゃない・・みたいな感じでした。
盃の見込みには「何処かの」風景が描かれていますが場所は不明なのでした。・・京焼には名所図なと描かれているものが多いのですが、恐らくこの盃もその類いだと考えられますね。
作者名が朱書きされていますが、最初の文字が読めません。・・「○清造」・・まぁ、所謂、京焼の有名どころでは無いことは確かなようですが・・。
高台を拡大する・・「帯山」と読める印銘が有りますので、この盃の製作者は、帯山窯から素地の供給を受けて絵付けのみを行なったのでしょうか?・・(若しくは帯山窯の職人さん?)
いずれにせよ、盃の縁に金彩を施すなど、全体の仕上げも丁寧な印象ですので、善き職人さんの作だったのではないのでしょうか。また、使用感がある割りには全体的な雰囲気は失われていないで残っていると感じています。
帯山与兵衛(9代)は、明治27年に粟田口の窯を閉じていますので、この頃までの作品であるのは間違いないようですが、この盃も同じ頃 = 明治の出来だと思われました。
★★★★
京焼の風景図平盃・・・径75×高32×高台径31mm.

今日は骨董市の日・・前日は少し熱っぽくもあり、どうしようかなぁと思案しました。一応、行く前提で寝入ったのですが・・歳を取るとねぇ・・トイレが近くなる?・・で、ちょっと睡眠不足気味も体調には問題ないみたい。・・なので、早朝6時には駅に着きました。
でもねぇ・・過去のブログを見てみると、この時期は業者さんの展開が遅いとある。確かに今日の「日の出」も7時過ぎみたいでした。・・という訳で、予定変更して駅近の「すき家」で朝食を採ることにしました。(コスパが嬉しい)・・そしてその後、7時頃の地下鉄に乗りましたが・・結構混んでいるなぁな印象でした。(天王寺では通勤ラッシュで満員になる)
四天王寺に到着しましたら、想定よりも人が多い印象でしたが、やはり8時前でしたので業者さんの商品展開は半ば程といったところでしょうか・・。
それでも2025年最初の骨董市という事で、じっくりと品定め、結果、1周目は割りと「しょうもないモノ」にお金を使ってしまいました。😅
このお姉さんの所では、懲りずに盃を2つと漆器などを購入しました。
朝早くにしては寒くもなく良いお天気の骨董市日和でした。
いつもの店では、例年になく古伊万里が充実しているみたい。薄手で古染付を模した芙蓉手の小皿が眼に止まりましたが、どうも完ピンの皿はアガリが「ボォっと」した感じで良くないなぁ・・良いアガリのモノには判らないような小欠けがあり、思案するも見送りました。
それでも小さな小向付が酒器になるんじゃない?なんて、いつものパターンで購入。さらに、ちょっと上手な膾皿と後期の蕎麦猪口を持ち帰ることになりました。・・あぁ、久しぶりの散財だ!

店に商品を預けて、2周目の境内散策に向かいましたが、予算的に厳しくなったので消極的になってしまい・・印版の手塩皿1枚買って予定終了となりました。
10時を過ぎると人出も最高潮?・・やはり外人さんが多い印象を持ちました。
お店の数は、「御堂」の工事が拡大しているためか少し減少している感じがする。毎回出店している旧知の業者さんは今月はお休み?
・・(昨年、亡くなられた方がおられたので少し心配。)
また、今日は境内のあちらこちらで法要が開かれていましたが、和太鼓の音が「お腹に響く」体験を初めてしました。・・(急に大きなドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン!という音がして、何だこれは!とビックリしました。)
そんなこんなで11時半過ぎに四天王寺さんを後にしたのですが、参道からは更に多くの外人さん達がお寺を目指していました。・・当然、骨董市の日と知って来られているのでしょうね。多分。
心配された体調も今のところ問題なし。今回のインフルは、微熱から急に40℃近くまで上がるらしいので警戒せねばなりませぬ。また、段階的に体温が上がるのも要注意と問診した医師が話していましたから、取り敢えず今夜は早めに休みましょうかね。
年明けに美術展や初詣に行ったのは良かったものの、その後はきっちりと?・・風邪の症状が出た!・・しかし、熱っぽく無かったので市販薬を試しましたが・・全然効かない!→数日後に病院へ行く羽目になる。
鼻水と喘息が自覚症状でしたが、診察前に熱を測ると微熱あり。なので・・インフルとコロナの検査をしました。→結果は陰性!→診断は鼻水による喉の炎症という事になりました。
漢方薬と頓服薬(熱、鼻水、咳に効く)をもらい様子を見ましたが・・漢方薬のなので速効性が無いのかなぁ→症状は治まらず。・・かえって「喉鳴き」のような症状が現れた!・・(途中、1日だけ熱が出ましたが「頓服薬」が効きました。)
・・で、再診察を受けた後に薬を変更しましたら・・就寝前の咳き込みや喉鳴きは治まりました。ヤレヤレ。
・・なので、ブログを更新する気分にならずで過ごしましたが、ようやく前向きになりました。
・・で、久しぶりの更新は、通販で購入した・・大阪、東京の絵葉書になりました。しかし、お値段重視での買い物でしたので「何じゃこれ!」な内容ですが我慢、我慢です。😣
ではまず「大大阪名所絵葉書」からのご紹介。
しかしねぇ・・ズバリ1枚でという絵葉書はキリンさんとお猿さんの食事風景のみという寂しい内容でした。おまけに紙質はペラペラなのですよ。(物資不足なのかな?)
★天王寺動物園・・キリンのキンちゃん、リンちゃん。
★食堂のリタ嬢。
★通天閣より見た新世界。
★大阪四天王寺全景。
★道頓堀。
★大阪千日前歌舞伎座と活動写真街。
★渡辺橋、大阪商船天保山乗船場、大阪中央電信局。
★堂島川ダム(水晶橋)、控訴院(高等裁判所)、中之島中央公会堂。
★都市計画のため改築された大天神橋と天神橋。
★木津川飛行場、築港大桟橋、築港潮湯。
★心斎橋付近と淀屋橋付近、大丸外観と屋上。
以上、25枚組のうちから選抜しました。用紙が薄いのはエアメール用だからかも?
★★★★
続いては「大東京六十景」なる32枚組の絵葉書なのですが、こちらはダンボールの薄い感じの用紙でした。裁断の印象からは家内工業的なものを感じますね。
また、最新撮影となっていますが、よく似た構図の絵葉書を見たことがあるので(カラー版で)オリジナルではない可能性があります。
★銀座・・和光のビルが見えますね。
★日本橋と三越の遠望・・これのカラー版を見ました。
★震災記念堂・・★地下鉄乗場の図(駅名不明)
★靖国神社・・★乃木将軍邸
★丸の内ビルと高島屋。
★帝国大学正門と白木屋百貨店。
★上野駅と松坂屋百貨店。
★東京駅と銀座の松屋。
★東京宝塚劇場と日劇。
★浅草仲見世と吾妻橋。
★桜田門と日比谷公会堂。
以上、大東京の絵葉書でした。大阪のものより写真が細かくないので、ブログ的にも(解像度✕でも・・)見やすいのかなぁと。
★★★★
もう少し絵葉書自体の「絵」が鮮明であれば良かったのですが、今回のモノでは雰囲気を楽しむのが精一杯な感じですね。
・・でも、取り敢えず、久しぶりのブログ更新完了!😀