何ていうか・・・老松で見つけた向付なんですけど、その時には何となく「良さげ」な雰囲気があったので持ち帰ったのですが、じっくりと眺めてみれば・・・何だかなぁ・・・な印象。
ぱっと見、造形が良い感じに見えたので買っちゃったみたい。
いや?、呉須の色が薄い感じもその時には好ましく見えたのかも・・・。
昔、よく似た図柄のりん茶碗(19世紀)と比べてみたら呉須の色の濃い薄いはあるものの、何やら描き方は似ている感じ。
鶴の嘴とか目が省略されて描かれているので・・・今回の向付も19世紀の可能性が大。・・・もしかして現代作という可能性もあり?
底面を見る。・・・何だか伊万里ではないかもしれないという印象もする。
・・・平戸かもね。
それにしてもアッサリとした裏面の描き方・・・島なのかな?
やっぱり、物足りない感じがする。
来年は酉年なので、温存しておこうとも思ったが、何だか「イケナイもの」という思いが強くなり、本日のアップとなりました。
体調が悪いと何かと失敗が多くなるのだなぁ・・・。
なかなか本調子とはいかないけれど、来年も頑張りましょう。・・・なんてね。
伊万里?染付双鶴文向付・・・径87×高63×高台径44mm