こちら白磁の盃。・・・性懲りもなく、またまた盃を買ってしまいました。まぁ、骨董という訳ではないのでお安かったのですよ。
今回は、一見同型な2つの盃なのですが、実際に使用してみると「ちょっと違うなぁ・・・」と感じてしまうものでした。・・・次回試したら大差ない!・・・なんて可能性はありますが・・・。
こちら、一応、「灰釉」の盃としましたが、白磁の盃と同じ土なのではないかと思わせるものがあるのでした。・・・透明釉の成分の違いだけではないか?
・・・なんて、陶芸素人の考えなのですがね。
「?」・・・一つ一つ見せられてと判り難い?
・・・なので、並べてみましたが、ぱっと見は分かりませぬ。(笑)
器の立ち上がりの角度が微妙に違うのですけれど・・・分かります?
小生的には、こうした「端反り」の盃とは比較的相性が悪かったのですが、今回、この白磁の盃を使った印象では「悪くない!」となりました。
・・・そこで、次の日に同型と思われる「灰釉」の盃を入手し、早速に試しましたが、「あれ?」・・・という結果となりました。
まぁ、もう一度試してみれば「OK!」なるかもしれませんが、「飲み口」の角度が微妙なのか、単なる自身の体調で違いを感じたのかは今のところ不明です。
見込みはこんな感じ。・・・灰の落ち方が少し違う。
・・・このところ、何やら「盃」になる煎茶碗にばかり手を伸ばしている。
その中では、今回の2点は少し小振りなものなのですが、「目の眼」なんかに出てくる酒器をみてみると、盃の口径が現代のモノよりも小さいのであります。
ひと頃、現代作家が作る「ぐい飲み」が流行したことがあり、盃のサイズも段々と「湯のみ」位のサイズまで許される印象でした。・・・当時は、小生的にもそんな感じでしたので、今回紹介の盃などは、正直、心持小さいなぁ・・・感じるのですが、まぁ、慣れれば同じかなぁ・・・なんて。
ちなみに、今回の盃は「骨董」ではなくて、作家さんかハイアマチュアな人が「李朝」を意識して作ったのではないでしょうかね?・・・もしくは、手取りの軽さから練習を重ねるうちに出来ちゃった!・・・みたいな。
・・・とりあえず、形にはなっているので当分は酒を満たしましょう。
・・・なんて、次に試す盃が待ってるぞ!
白磁盃(現代)・・・径65×高43×底径29mm
灰釉盃(現代)・・・径67×高46×底径36mm