先月の暑すぎる四天王寺さんで購入した・・・瀬戸のあわび型の小皿であります。
何ていうか、7月の骨董市にも出ていましたが、ちょっと気になるなぁ・・・と思ってはみたものの、途中でトラブルに気づいたので、慌ててその場を立ち去ったのでありました。
幸い、そのトラブルも「日本だなぁ・・・」という理由で無事に治まったのですが、精神的に疲れてしまい、その折での購入はできませんでした。
普段は伊万里などの無傷な品を扱うぞの店で、白磁の湯飲みを手に取りながら、「この小皿まだあるねぇ・・・」なんて店主に軽口をたたくと、店主曰く「面白い皿なんだけどねぇ・・・まとめてならお安くしますよ」との事で、半端ですが4枚を購入することになりました。
まぁ、予算的には2枚分しかなかったのですが、釉薬の変化が皆違うのでこれで良かったのかなとは思っています。
パッと見は、どこがアワビなのという感じなのですが、釉薬の掛からない裏面を見れば、確かにアワビを表現していると分かるのでありました。
店主は幕末くらいはあると思う!・・・なんて話でしたが、どうなのでしょうねぇ。
時代的には「判らん!」・・・というのが正直なところですが、1枚だけ丁寧に金継ぎで直してあることから考えれば、大事に使用されていたという事だけは分かりました。
見た目、胎土は磁器かなぁ・・・と思いましたが、半陶半磁みたいな印象を持ちました。
「漂白」をしてみればその判断が付くのかなぁ・・・。
瀬戸あわび型小皿・・・125×120×h23mm
124×117×h23mmなど。