相変わらず骨董市とは縁がないので、今回も老松古美術祭での買い物となるのですが、壊れたデジカメを未だ買い換えられずにいるのでブログにアップする画像が限定されてしまう・・・。
・・・なので、携帯のカメラでも歪まない平面的なモノということで、赤膚の餅皿になりました。
これを買った所は、普段は「お値段高め」なお店なので、これまでは縁が無かったのですが、常連さんいわく「何かゴチャゴチャした壺なんて安く出してたよ!」との事、ならば一度見てみましょう・・・と、行ってみる事にしたのでした。
店内では、比較的手頃なこの「赤膚の餅皿」に食指は動いたものの、表示されたプライスが妥当なモノかどうか判断出来ず、結果、一旦店を後にして「いつもの店」で値段を確認してみれば、なるほど相場通りのプライスでありました。
でも、再度の店内で赤膚を前に「どうしょうかなぁ?」と、思案下な顔をしていると、店員さんが「二枚なら○○円で・・・」と25%引きの提示。・・・ならばと、最後の最後に購入する事となりました。
時代的には赤膚の瓢箪印が隅にあるので、明治末から大正にかけてのモノでしょうが、茶店の餅皿は持っていないのでした。
まぁ、この時代には茶店が沢山あったようで、こうした餅皿とか団子皿は各種あり、特に珍しくはありませんが、代表的な鹿の図柄ですから手元に有るにこしたことはありませぬ。
赤膚の餅皿・・・径147mmと151mm×高25mm