先週の金曜日は、4ヶ月ぶりに四天王寺さんの骨董市へ出かけました。
のんびりとミニベロで行ったのですが、杭全にある「変わらずの信号」をスンナリと乗り切ったため、四天王寺南大門まで35分で到着しました。
4ヶ月ぶりですので「どうかなぁ・・・?」と思っていましたが、一軒目で何年か振りに姫路の業者さんと再会するなど、2月なのに「何故?」 というくらいの出店ラッシュで驚きました。
そうした中、いつもの業者さんで見つけたのが今回の伊万里なのですが、蕎麦猪口に混じって並べられているくらい小さなモノなのでした。
表面は珍しくない松竹梅文なのですが、裏面には余り見かけない感じの植物が描かれていました。何となく「オモト」ぽいなぁ・・・と、自己判断したのですが、答えは何でしょうか?
高台はこんな感じで特に「記銘」なし。
見込みを見る。・・・五弁花がきっちりと描かれており、縁には伊万里の皿に特徴的な「波模様?」が装飾的に描きこまれています。・・・なので、時代的には18世紀の享保~宝暦年間くらいのモノかなと考えています。
結論・・・なんて言うか、蕎麦猪口だったら使い道があるのに・・・小猪口ですからねぇ・・・佃煮を入れるくらいにしか能がなさそうで・・・多分・・・使わない。
でも、小生的には何年か振りのスッキリとした伊万里なので、その点だけは満足満足。・・・ただし、これ1点を買ったおかげで、当日の骨董市の予算は厳しいものになってしまったのでした。(泣)
★追記・・・伊万里に詳しい方から、この器の裏面の図柄は「芭蕉じゃない?」との指摘がありました。・・・なので、
万年青ではなく芭蕉が正解なのでしょうね。
古伊万里染付松竹梅文小猪口・・・径85×高58mm