先月の21日は、久しぶりに四天王寺さんの骨董市に出かけたのですが、何ていうか、暑すぎて・・・水分補給だけで、実質1時間半の滞在中にスポドリとお茶のペットボトル500mlを各1本消費する有様でした。
・・・そんな訳で、四天王寺境内にも画像のようなミストが設置されておりました。
・・・思い返せば、四天王寺さんへは新年1月以来2回目の骨董市という事で、あまりに間が空き過ぎたのと前述の暑さで・・・陶磁器類を手に取れば「熱っ!」と、思わず落としそうになるわで品定めに集中できず、ちょっと「これは」キープしていよう・・・と思ったら、店主がどこやら「避暑」に出掛けた様子で全然「帰ってこない!」・・・てな感じで、何とか入手したのが今回の「明治のタイル」なのでありました。
「明治のタイル」と言っても画像のように「鍋敷」状態に加工した代物なのですが、集中力が切れ掛かっていたので「もうコレでいいや!」と、半ばやけくそでの購入となりました。
店主いわく「昔は高かったけど、倉庫で寝かしている間に安なってしもた・・・」らしいです。でも、相場を知らない私。・・・本当かなぁ・・・?
・・・で、相場どころか明治のタイル自体知らないので、WEBにて検索してみたら・・・
NHK「美の壷」のHP(file208.日本のタイル)にて、今回のモノと同じ模様のタイルの画像を発見しました。・・・ただし、銅版転写の染付に濃淡があり、「美の壷」のほうが濃色で鮮やかにクッキリと染まっています。
また解説では、明治の瀬戸製らしく、現地では本業敷瓦とか本業タイルと呼ばれていると判りました。
こうした古いタイルもバリエーション豊富で面白いけど、ジャンルとして確立している感じ。・・・やはり、手を広げないほうが良さそうだ。◎
明治瀬戸本業タイル・・・150×152×厚さ15mm