タイトルが
瀬戸群青上絵付磁器盃とやたらに長いのですが、これは「小皿豆皿」みたいな冊子に同様の絵付けの小皿が載っており、そのタイトルを参照して命名したものです。
何ていうか、今回のような絵付けの盃などは、骨董市などでは山盛りにして
一つ百円!なんて感じで売られているモノですが、以外にも時代的には幕末明治はあるみたいなのでした。
私的にも、実用でない盃は購入しないというスタンスでしたので、こうした群青の濃さと、技法的なものからくる絵付けの剥落が気になって特に目に留めなかったのですが、前述のように時代はあるという事もあり、最近になって状態の良いものがあれば入手することにしたものです。
でも、普段からガラクタ以下のゴミ扱いで売られているせいか、状態の良いモノは少ないのですよ。(・・・なので、私の手持ちもこの2点だけです。)
盃の側面・・・一文字の装飾がされています。・・・なので、ガラクタ扱いされている割に器体には神経を使って作られている印象です。
※上の画像と側面の画像は合致していません。・・・つまり左右逆になっています。悪しからず。・・・帆掛け舟のほうが個人的には古いのかなぁ・・・という印象。
こうした群青絵付のものは、やはり実用的には無理かなぁ・・・と思うのですが、盃はともかく、小皿のものは
名所絵図としてシリーズ化されたものが多いので、そうした向きにはコレクションの対象となるのでしょうか。
瀬戸群青絵付磁器盃(帆立舟)・・・径62×高約30mm
瀬戸群青絵付磁器盃(花に蝶)・・・径62×高約30mm