くらわんか手の紅葉文ころ茶碗と、同じく葡萄文の小碗を入手しました。もっとも、例によって少々難ありなモノなのですが、くらわんか手のころ茶碗は余り見かけなくなったということなので購入することにしたものです。まぁ、紅葉文自体は定番なので珍しくもないのですが、それでも2回払いでないと買えませんでした。
葡萄文の小碗は、四天王寺さんで購入したものです。でも、最初(1周目)は気付かずにいたのですが、「買うものないなぁ・・・」と、ボヤキながら境内を2周目(再確認)に入ったところで発見したのでした。(商品を追加したのかも・・・)
葡萄文の高台内には崩れた感じですが「福」と読める銘が入っています。
その日の四天王寺さんは、めぼしいものが見つからず、終始テンションが低かったのですが、この葡萄文の小碗を見つけた時も最初は余り「ピンとこず」、店主に「形が珍しいから買っといて・・・」と言われても、なかなか購入の決断が付かないのでした。
・・・で、かれこれ10分も手のひらで小碗をもてあそんだ結果、まぁ、平凡な図柄の蕎麦猪口を買うよりもマシか・・・と、考え及んだ末の購入となりました。
また、ころ茶碗の方も、昨年末に老松で見かけて以来、初期白磁の蕎麦猪口とどちらを購入するかで迷っていたのですが、白磁の蕎麦猪口にやや歪みがあったことからころ茶碗を選択したのでした。まぁ。予算が潤沢にあれば迷うことは無いのですがね。(ため息)
・・・小生、普段より2択に弱く、度々判断を間違うのでありますが、今回も本当にころ茶碗を選択して正解であったかは不明です。(第一印象は白磁の方だったものですから・・・)
紅葉文ころ茶碗・・・径71×高58ミリ
葡萄文小碗・・・径97-102×高64ミリ