7月も結果として「骨董ゼロの月」になりました。…なので、今月の更新は地味ですが以前に購入の三田青磁の火入れになりました。パッと見は香炉といえなくもないのですが、骨董屋さんが「火入れ」というので、一応、そのようにしておくことにしました。
裏面を見ると、やはり香炉な感じですが「火入れ」です。
「三田青磁」にしては少々肉厚な造りなので「?」と思ったのですが、いつもの様にお値段がお安かったので買ってしまいました。 買ってしまってから言うのもなんですが、それにしても素っ気無い地味な「火入れ」でありますね。骨董店の店主は「結構古いよ!」なんて言っておりましたが、WEBで検索すると、画像が無かったものの、「昭和19年の香炉」という項目が多くHItするので、案外、この火入れがソレなんじゃないの…なんて疑問も湧いてくるのでありました。まぁ、さほど気にはしませんがね。
…大体、この火入れが気に入って購入した決め手は↑チラッとしか見えませんが、内面の緋色なのでありました。なんか青磁釉と緋色のコントラストが気に入ったのでありました。(でもトータルすると地味ですが…)
…で、この「火入れ」というモノは現在では「使えないから」という理由で、骨董的には不人気らしく、その分、お値段的にもお安いのですが、集める…といっても嵩張るし、確かに何個も要らない代物ではありますね。そう言えば、前述の店主も「苔球」の容器にでもして売ろうかな?なんて申しておりました。
今年も早8月、昨年ほど暑くはないけれど、何気に出かける気がしないのでブログの更新が滞っております。お盆前あたりに老松骨董街へ行ければなぁ…と思ってはみるけれど、幽霊がでる季節とて「お足が無い」のでありました。(泣)
三田青磁火入れ…径115×高86