何か鬱なのかなぁ…色々あって、すっかりブログ更新をサボってしまいましたが、ようやく復帰することができました。この間、四天王寺さんの骨董市には行けなかったのですが、その前日に老松町へ出かけたり、また、近くのフリマでガラクタを探したりはしていましたので、何だかんだ言ってもブログねたとなるものは仕入れる事はできました。
…で、その第一弾が老松町の骨董屋さんで見つけた、オランダ、レグゥート窯の「MONTANCHE」なる銅板転写の皿(径21cm)であります。こうしたレグゥート窯の印判の皿自体は、自身3点目なのですが、今回の皿は、別冊「太陽」 骨董をたのしむ18~「染付の粋」(1997年)のP127に図版が掲載されているものと同手のモノでして、「白地藍彩山水文皿」として幕末期に日本にもたらされたヨーロッパの銅板転写の皿と説明されていました。
裏面…MONTANCHEの文字が見えます。
…でも、以前に購入したレグゥート窯の皿とは少し雰囲気が違っていまして、どちらかと言えばデルフトみたいな質感がします。
こちらは、以前に紹介した二点。上が「ベニス」下が「HONCONG」と題された皿ですが、どうです、雰囲気が違うでしょ。
古渡りの阿蘭陀と称する茶道具類はお高くてとても手が出ませんが、こうした幕末のオランダ銅板転写の皿ならお気楽価格で手に入るので、これからも目に入ればボチボチとコレクションするつもりでいます。でも、ブログ用のガラクタ購入が多いので、気に入ったものに集中して投資?出来るかが心配です。