エイプリル・フールであったから、当ブログも、大阪市の一連の問題に関して「大阪市、東京都に買収される・・・」みたいなジョーク記事を投稿するつもりであったが・・・先日、大阪市から発表された「カラ残業」に対する処分の方が、市民から見れば「冗談でしょう・・・」な内容であった。
昨日、大阪市のカラ残業での処分が発表されたが、8,000人以上に上る対象職員のその殆んどが、口頭注意や訓告という軽い処分である。(一般的な解釈では、「詐欺罪」を適用してもおかしくない事例であると識者も発言している)大阪市の関市長は会見で「余りにも対象者が多すぎてこの様な事になった・・・」と発言し、その処分が適正であると語った。口頭注意なんて、朝礼で「カラ残業はやめてね」と一言注意するだけのものじゃないですか!!もっと真剣に大阪市の現状に照らして処分を決めんかい!!・・・なんて、ブログで言っても○○の遠吠えですね。
でも、ハッキリ言って処分は軽すぎます!!・・・カラ残業が発覚したのは、今回が初めてではなく、確か3回目の事であると記憶している。恐らく、毎回この様な軽い処分で済ませておいたツケが現在の大阪市職員の厚顔無恥な態度に表れていると言えなくも無い。このような処分では、数年後に問題が再発する事は必至である。TVのインタビューで職員の一人が「サービス残業もしてるし、今回の件は処置方法が悪かっただけ・・・」と発言していた。「厚遇」問題での組合の抵抗姿勢や、この様な発言をみると、大阪市職員のモラル意識はさらに腐敗していると考えざるを得ない。
また、今回、処分された人数は、全職員の8分の一に当るそうだが、全体では5万人も大阪市職員がいるのか?と驚いてしまった。これは横浜市の倍だそうである。そう考えれば、今回の処分者8000人超を全員懲戒解雇にしても大阪市を運営する上で問題無いのではないか?・・・職員が多すぎる!!
それに噂によると、職員採用の実態は、その殆んどが縁故採用という事である。一般にも募集するものの、実際には縁故採用を優先しているらしい・・・この事が、身内に甘い処分しか出来ない事の遠因となっている印象が有る。
さらに、一連の厚遇問題は(元職員の発言などから)氷山の一角であるとの指摘も有るし、本当に大阪市はどうなってしまうのでしょうか?心配であると言うよりも、呆れてしまう。・・・大阪市に自浄努力で改善を期待しても無駄なのは判っていますから、今回は単なるグチで終了します。
あとがき
数字的なものがアバウトなのは、余り考えたくないのである。考えるだけ馬鹿らしい・・・それではダメなのであるが、大阪市に影響を与えるには、今回のように全国レベルでの報道による外圧が必要であり、大阪市民がいくら意見を述べても相手が公務員では馬の耳に念仏なのである。私的には、大阪府と大阪市が統合してスリムになって立て直して欲しいと思っていますが・・・税金を私物化する大阪市職員の前では無理でしょう。