今回は、先週、クラフトパークまで受け取りに行った山本奈都さんのグラス(径72×高98mm)であります。
え~と、実は、このグラスを受け取るまでには長い道のりがありまして、まず、10月の中旬にクラフトパークまで四天王寺さんで購入した「破片」が何者であるかを調べに行ったのが最初であります。(クラフトパークですから、この手の書籍が閲覧できます。)
おりしも、クラフトパークでは「クラフトパーク講師・指導員作品展」なるものが開催されていてのですが、まぁ、調べものに行くのですから大したお小遣いを持参している訳でもなく、とりあえずは敬遠かなぁ…と気楽に作品を鑑賞していたところ、「買えそうな」作品があったので係員さんを呼び、手にとる事となりました。
もちろん、手にとったのは今回紹介の山本奈都さんの作品なのですが、4点ほど展示してあった作品の中から一点を選び「さぁ、購入」となるはずでしたが、どうもグラスなのに安定しない(座りが悪いとも云う)のであります。「使うため」のグラス選びなのに不安定なモノは使えないしなぁ…と思案しましたが、結局、使うには手取りが軽いけれども座りの良い「コップ」を一点選んで購入することになりました。
…ですが、その際、係りの人が、「気に入ったグラスの修理ができるかどうか、作家さんに確認してみます。」と、小生の迷いを察したかのごとく仰ったので、「よろしく」とだけ答えました。
まぁ、この日が「作品展」の初日であったので、グラスの受け取りが展覧会終了後の11月1日以降ということもあり、こうしたお気楽な返事となったのですがね…
…で、会期終了後、クラフトパークから電話があり、「作家さんが、気に入った作品の手直しができると言ってますが、どうしますか?」との事、「じゃあ、最初の気に入ったのでお願いします。」と返事をして電話を切りました。
…ですが、その1週間後、またクラフトパークから、「作家さんが手直しの際にグラスに傷をつけました!」中略「…ですが、まだパーツが残っているので再製作できますが、どうします?」という内容の電話がありまして、またまた「よろしく」と、小生返事をしたのでありました。
そうして、ようやく出来あがった中から選んだのが今回のグラスでありまして、係員さんいわく、「ちょっと小さくなりました。」という事ですが、前回よりも手取りが重たくなった分、使い勝手が良くなった印象があり、小生としては満足なのでありました。
また、小生、基本的に実用するグラスには透明なモノを選ぶのですが、こうした柄(パーツ)が付いているグラスも、ミルク用などの用途に使用すれば無理なく使うことが出来ました。…なので、普段使いになる可能性も大でありまする。