先日、関西ローカルですが、YTV「たかじんのそこまで言って委員会」という番組で「南京大虐殺は中国のプロパガンダ」というテーマで放送をしていました。この番組は、テーマの内容をゲストである講師に説明してもらい、それを元にパネラーが議論するという方式をとっています。パネラー陣は、三宅久之、宮崎哲弥、西村眞吾、D.スペクター等ですから、前回の「TVタックル」をもう少しバラエティー化した感じなのですが、内容は硬派な印象があります・・・
実は、番組を冒頭から見ていなかったために、ゲストの方の氏名が判らないのですが、内容から察してWEBで検索してみたところ、(南京事件「証拠写真」を検証するの著者)東中野修道氏ではなかったかと推測しています。・・・我ながら、いい加減だなぁ・・・と反省しています。御免なさい。
では、何故この話題を取り上げたかと言いますと、私自身、南京事件などの戦後処理に関わる問題などは、全て「報道の通り」事実であると思っていたからです。ですから、このような問題に関しては、ほぼ、「見ざる、言わざる、聞かざる」状態で過ごしていました。しかし、最近のマスメディアの報道には、私でさえ疑問を持つような事柄が多くなってきたのです・・・
さて、番組での南京事件に対するパネラーの認識は「事実・捏造」とで半々に分かれましたが、D.スペクターが「事実」と答えている事から、海外ではそのように伝わっていると推測する事が出来ました。ゲストの方が、証拠写真とする143枚を検証された結果、ほとんどの写真が捏造されたものであったとし、1枚として南京事件とは関連付けられなかった。よって、そのような事実はないと判断せざるを得ないと答えられていました。また、「虐殺の有無を検証しようとしたのではなく、虐殺の証拠に使われている写真が、証拠として通用するものかどうかを検証した。そこを理解してほしい」とのことです。
中国で反日教育が行われている背景には、ソビエト連邦崩壊による中国共産党政権への波及を恐れたため、政治体制の合法性を国民に主張するための手段(プロパガンダ)として使われているようです。経済面では資本主義的な面も目立ちますが、本質的には共産主義の国なのです。もし、中国が共産主義でなかったら、今頃、台湾の独立問題などは無かったではないでしょうか?
・・・南京事件、YES/NOって難しいですが、この件に関しては
「暴かれる南京事件」をご覧頂だいて判断されてはと思います。TVでは最近ですが、WEBでは早くから議論されていたのですね。
あとがき
やっぱり、こういった話題は苦手だしなぁ・・・でも、何も知らなくて意見が言えないという状況はマズイ・・・ある程度、自分なりの意見を持っている必要性を感じてはいます。
また、中国や韓国では、相変わらずの反日教育をしていますが(WEBによると)、これらは将来的に大変な事態を招く恐れがあります。例えば、反日行動のデモなどは中国政府の指導によるものと推測できますが、先のサッカーでの中国サポーターの事件などは、こういった反日教育の結果の表れと見ることが出来ないでしょうか?彼ら一般のサポーター達は、まだ若いですが、将来、中国共産党の指導者層になったとしたら・・・そう考えると恐ろしくなりませんか?