
今年はブログに関しては良いスタートだと思ったのだけれど、介護している母親の状態が思わしくない等もあり、例によってすっかり更新をサボってしまいました。少し反省しないといけないなぁ…なんて思いつつ、今月も蕎麦猪口をアップすることにしました。
今回の蕎麦猪口は、今年、老松通りで購入したものですが、骨董屋さんの蕎麦猪口棚で見た最初の印象はといえば、「何かボヤっとしてるなぁ…」というものした。骨董屋さん曰く「一見、雨降り紋に見えるけれど、幹らしいものがあるので柳なの。」との事でした。
蕎麦猪口に関しては、先月にもチョコっと申しましたが、基本、ぐい飲みサイズを購入しておりまして、図柄は2の次なのでありました。…で、今回の猪口は正に蕎麦猪口サイズなのでして、正直、これを買ってしまうと「蕎麦猪口コレクター」になってしまうのでは?という疑念が生まれたのでした。(大げさだけど)

…で、気になってはいるものの、何か買わない理由を探したら、見込みの「火焔宝珠紋」らしき文様がでか過ぎてちょっと変!…それに図柄的には珍しいモノかもしれないので予算的には無理だな。…なんて理由をつけてその日は購入せずに帰ったのでした。
しかし、その決心も裏腹。翌週、西天満の画廊でグループ展を観た際、その骨董屋さんに立ち寄って蕎麦猪口の価格を聞いたのでした。(まだ売れていませんでした。)
でも、「やっぱり高い!」と諦めかけたのですが、店主に「ディスカウント!」を申し出ると、何とか予算の2割り増しくらいで収まりました。(喜)
それにしても…このブログのために写真を撮ったのですが、やっぱりボサっとした図柄が災いしてか、「何かぼやけてる?」という印象が拭えませぬ。まぁ、見ていて飽きないのですがね…。
伊万里柳紋蕎麦猪口…径79×高59mm

今回は瀬戸の蕎麦猪口でありますが、瀬戸の磁器染付ですので基本的に19世紀以降のものとなります。
左は、昨年末に購入した貝文染付の猪口ですが、老松の骨董屋さんに以前からあるのは知っていましたが、何となく手が出なかったモノでした。前回の伊万里の猪口もそうですが、年末とて何気に猪口買い?に走ってしまい勢いで買ってしまった感のあるものでした。
まぁ、この貝文に関しては、たっぷりとした釉薬が気に入っているので衝動買いも後悔がないのですが、右の猪口(輪線文で良いのか?)は、いかにも時代が若く、昭和かひょっとしたらコピーかな?と思える品なのでした。…つまり後悔していると言うことですね。

貝文猪口の裏面。表面も巻貝ということしか判らないのですが、裏面の模様に関しても多分「海系」なんだろうなぁ…とは思うものの、やはり「?」なのでありました。…ただ、こなれた感じでは描かれています。

貝文猪口の見込み。

同じく底面。輪線文?の猪口と比べると違いが一目瞭然ですね。これじゃぁ、後悔してしまうでしょ。
まぁ、そんな怪しげな輪線文?の猪口ですが、この模様自体は存在するようなので、真面目なコピーということにしておこうと思います。何せ、もっと怪しげな染付けを買ってしまっているのですから…(でも、ネタがあるうちは紹介しないのだ。多分。)
瀬戸貝文蕎麦猪口…口径70-71×高55
新年あけましておめでとうございます!
昨年は「ちょっとサボり過ぎちゃうの…」みたいなブログにお付き合いありがとうございました。今年も早グダグダな当ブログですが、懲りずにクリックをおねがいします。(見捨てないでね。)
…で、本年最初のブログは伊万里の蕎麦猪口でスタートであります。
昨年12月は、予算乏しい小生にしては珍しく、老松通りに2回、四天王寺さんに1回の計3回もガラクタを購入することができました。(まぁ、日程的に年初から前半の骨董市には行けないなぁ…という事情もありまして。)
そんな訳で、年末だけで伊万里3、瀬戸1の計4個の蕎麦猪口をゲットしたのでありましたが、そこは小生のこと…やはり伊万里の3個は、直しやホツのある疵物なのでありました。まぁ、そうでなければ、いくら安くなったとはいえ4個も買えないのであります。

こちらは四天王寺さんで悩んだ末に購入した松竹梅文の蕎麦猪口であります。なぜ悩んだのかといえば、酒器に丁度良いサイズの蕎麦猪口が2点あったからでして、小生、基本的に蕎麦猪口は日本酒用と決めている感じがします。(自分で言うのもなんですが…)
結局、これを選んだのは上品な薄手の猪口なのと、業者さんの「サイズ的に珍しい」の一言があったからなのでした。相変わらず「珍しい」という言葉には弱いのですが、使用感も思ったより滑らないなぁ…という印象で、わいわい飲むのには向かないけれど、冷酒を一人飲むには丁度良い感じがしました。

こちらのシンプルな図柄の蕎麦猪口は年末の老松通りで購入したものです。この日は別の蕎麦猪口がメインで老松通りまでやって来たのですが、その骨董屋さんからの帰り際に「天井近くの棚の上」にあるコレを見つけたのでした。
店主曰く「無傷やと思ったのに疵があったの…よかったらお安くしとくわ!」の一言で購入となりましたが、三階松らしい(3匹のクラゲという説もあり)シンプルな図柄なのと、疵も直しが利く程度のモノなのでお買い得だったかも知れません。

松竹梅文蕎麦猪口の見込みには五弁花があり、そのまわりに圏線をめぐらせています。小生的には、どうもこの線が気になったのですが、手元の本で確認すると、18世紀中ごろの猪口にその事例があるようなので一安心した次第です。

底面、松竹梅文の猪口には角幅の銘があります。最初はコレも気になる一つではありました。染付けがハッキリしていて角福って、如何にもって感じでしょ。
骨董の見方って、何年たっても進歩しないんだなぁ…いつまでも素人の私。
松竹梅文蕎麦猪口…口径60×高さ48ミリ
三階松文蕎麦猪口…口径66-8×高さ52ミリ
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何か暗くなってきたなぁ…と思いベランダに出てみると局地的に雨が降っていた。
ぼんやりと虹が見えたので手元にあった携帯で撮影。デジカメを取りに行ったら消えていただろうと思えるくらい短命な虹だった。

今年最後の四天王寺さんの骨董市だというに…の〜んびりと正午前に到着しました。
まぁ、老松通りで先週ガラクタを購入したので予算的には余裕が無いのだけれど、来年前半は日程的に四天王寺さんに来る機会がない事もあり、年末の挨拶まわりでもしましょうか…という訳です。
…そんなわけで、来たはよいものの、人出は多いしで集中できず、境内を一周してもガラクタ一つ買えませんでした。
…で、一旦、缶コーヒーを飲んで休憩した結果、とある業者さんから、平凡な図柄かつ傷モノではありますが酒器に手頃なサイズの蕎麦猪口を購入する事が出来ました。
業者さん曰わく「蕎麦猪口で一万円以上の値段付けたら売れへんし、買ってくれるのはプロか関東の人だけや…」とボヤく事しきりでしたが、年明けの骨董市で東京に行くとの事なので、大いに期待ですね。

とある放送で、真田幸村像が安居神社にできたことを知り、四天王寺さんの帰り道に立ち寄ってみました。
…で、幸村像と対面した感想はといえば、何だか顔立ちが幸村というよりも信長みたいだなぁ…というものでした。(個人的意見)
それに兜を着用していないのも何だかなぁ…と思ったのですが、安居神社が幸村終焉の地というのも事実。ちょっと地味でコンパクトな像も仕方ないかも知れません。

あ~! 今月はネタ切れであります。…というのも、四天王寺さんの骨董市で(またまた)青磁の仏花器を買ってしまったからでありまする。
まぁ、仏花器の連続でもかまわないではないか!とも考えたのですが、先月にアップした青磁とまったく同じ産地+同型のモノでして、状態だけが完品なのでありました。…そんな訳で、やはりボツ企画となりました。
…で、仕方なく今回はジャンク屋さんで見つけた昭和3年発行の雑誌「奇書」をアップするのでありました。

見開きの目次を見てみると「デカメロン」なんて項目がありますが、内容的には小説「デカメロン」の展開と感想みたいなものでありました。まぁ、当時(昭和三年)とすれば「デカメロン」とてエロチックな小説なのでありましょう。(実は小生、未読であります。…なので説得力無し!)
そういえば、戦後でも「チャタレー裁判」なんてものがあったと記憶していますから、つい昭和の中ごろまでは「文学」にも表現上の制限があったのですね。

ちょっと見にくいけれど、同封の奇書購読会員募集チラシには、発行元の文藝資料研究会が追而にて、(当局から)第一号は発禁、第二号は注意とされたとありますから、今では陳腐な(真面目な)内容の雑誌でも発禁処分になっていたと判ります。もっとも「奇書」は、今で言う通販で頒布されたようなので、そちら方面での不都合か、内容的なものが不都合なのかは推測するしかありませんが、雑誌の体裁および内容を見る限りでは、「エロス」を感じる内容のものは、当時として当然ながら処分の対象となったように思われます。
まぁ、現在では「何で?」と思われる内容なのですがね。

今日は勤労感謝の日で祝日なのに生憎の雨!…なので大阪市長知事W選の期日前投票に行ってきました。
何というか、今にして思えば後悔ばかりの民主党による政権交代に一票を投じて以来、選挙には期日前投票を利用しています。
今回のW選は、大阪が珍しく全国的に注目されているのですが、メディア予想では投票率が上がれば維新の会に有利、逆であれば既成政党側に有利に働くとされていますが、さて、どういう結果になりますか?
まぁ、国民的には民主党では公務員改革は出来ないというのが常識となりつつある中、今回のW選の結果が国政にも影響を与えるかもしれませんね。
…で、画像は期日前投票の会場で見掛けた充電中の電気自動車ですが、こうしてみると以外に普及しつつあるようですね。

またまた仏花器でありますが、これは「くらわんか手」と同日に購入したモノであります。なお、タイトルには「苗代川」としたのですが現時点で確信はありません。
…で、例の店主曰く「口が広がっているから古いものやで!」とか「底面が糸切底になってるから瀬戸やな!」との事でしたが、何となく口作りの緩いのが購入時から気になっていたのでした。

画像のように確かに糸切底なのですが、ちょっと瀬戸とは土味が違うっぽくない?…なんて疑問が生じ、手元にある図版から今回の仏花器と似たようなモノがないかを調べ始めたのでしたが、そのうち、「薩摩」なる本から苗代川の特徴(糸切底や耳の形)と似ているのではないか?と思い至ったのでした。
また、違う本からですが、黒釉や褐釉はパッと見判りにくいものの、苗代川の土味は「赤い」とありました。改めて確認すると、何となく「赤いような」気がします。…なので今回は苗代川としたのですが、前述のように素人のこととて確信はありません。
それにしても、本当に時代があるのかなぁ?…まぁ、実際に使用された痕跡はありますが、器体が今回紹介の仏花器の中では一番小さいし、何か全体にバランスが取れ過ぎている感じもするから、ひょっとして現代作だったりする可能性もアリ?
それにしても、今月は仏花器を3点もアップしてしまいました。本当に業者さんは「お口が旨い」から何気に買わされてしまうなぁ…。まぁ、後悔はしていないけど、今月の四天王寺さんでは大いに注意をしなくてはなりませぬ。
苗代川褐釉仏花器…口径103×高137×底径70mm
先週に引き続き仏花器の登場であります。当初、骨董市では見過ごしたのでありますが、プロらしき人が何気に値段を聞くところを目撃して今回の仏花器に気づいたのでありました。(なにせ仏花器なので地味すぎるのだ!)
骨董市で物色するには遅い正午前だったのですが、その時点でぶち割れを含めて5点くらいの仏花器が残っていたように思います。先週の青磁の仏花器の記事で述べたように「仏花器がまとまって出てくるのは珍しいねんで!」という店主のお言葉に惑わされて購入したのですが、このくらわんか手の仏花器に関しては、絵付けが「古伊万里っぽい」のが気に入ったのでした。

裏面にも「”」な感じなものが3点絵付けされています。

そう言えば、絵付けが気に入ったという割りには「その絵付け」がハッキリしないのでありますよ。店主は確か「オモダカ」なんて言っていたのですが、どうも特徴のある「葉」が見当たらないものですから、現時点では単に「草文」か「柳?」なんてこともあるかも知れません。
それと、前回の青磁と今回のくらわんか手では同じ肥前系なので、器体の形は同じで「耳」だけが違うと思っていたのですが、持ち帰ってみると器体も耳も違っていました。(購入時期が違うので気づかなかった。)
記憶しているところでは、青磁の耳は、ぶち割れだけど青磁の色が空色だったモノや、簡単な竹文染付を付した仏花器に共通のモノでしたが、これが時代による共通性か産地によるものかは不明です。
くらわんか手草文仏花器…口径73×高167mm